img_0-46

世間では「アラフォー」なんて呼ばれている。
立派な業績を上げている訳ではないけど、不況でもなんとかつぶれないでいる会社に勤めて20年。

上司の勧めでゴルフを始めたのが15年程前。
まあ、上手くもなく下手でもなく、90前後で回れるようになってはいる。

今は会社関係のゴルフは、年に1−2回だけ...仕事でも顔を合わせている人とのゴルフは、いろいろと付き合いが面倒になるのであまりやらない。
5年くらい前に、安いコースのメンバーになって、時々月例にも出るようになった。
もちろんCクラスだけれど、そこで同じ女性のメンバーと回るのは楽しい。
他に、平日に休めるときはオープンコンペにも出て、違うコースを楽しんでいる。
独りで生きるのに慣れているし、独りでコースに行くのも慣れている。

最近やっと、アイアンの番手別の飛距離が安定してきて、おまけにアプローチに開眼した。
ドライバーは、それほど飛ばないけれど方向はいい。
だから、もうすぐBクラスに上がれるかもしれない、と気合いが入っているんだけれど...

親からは「結婚しないつもり?」と電話が来るし、会社でも上司が「いい男がいるからお見合い」しないかと言って来る。
なんだか「雰囲気」が独りでゴルフに行くのを、後ろめたいことをしているような気にさせる。
結婚しないと決めている訳ではないけれど、今はゴルフより興味が湧くような男が周りにいない...ゴルフに行くより楽しいデートだったら勿論そっちに行くんだけれど、そんなことが無いんだからしょうがない。

今の季節、コースに行って空を見上げるのが好きだ。
不思議なことに、都会じゃ一日に一回も空を見上げることが無い日なんて普通なのに、コースに出ると一球打つたびに空を見上げる。
空の色、雲の色、空の広さ、遠くの山々、今の季節なら群れ飛ぶ赤とんぼ、とにかく空を見上げるのが好きだ。

そしてその中でも一番好きなのが、「飛行機雲」を見ること。
青い空を切り裂くように線を引く飛行機雲を見つけると、おもわず歓声を上げてしまう。
くっきりと細い線のままだったり、あっという間に広がって大きくなったり、すぐにぼやけてしまったり、いつまでも同じ形で残っていたり、時にはいろいろな形で交差したり...
打つのを忘れて見入っていたりすることもある(他人には笑われるけど)。



...タイムリミットがあるんだよ...そういう風に言われる年になって、ゴルフに逃げているのかな。
飛行機雲の形が、何かの占いになるんだとしたら、私はその占いを信じてみる気があるんだけどなあ...