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昨年T県のオープンコンペであったNさん。

じつに幸せそうにゴルフをする。
会話に色々なゴルフの話が出てくる...ゴルフ史の様々なエピソード、プロゴルファーの名前、レッスンの道具、色々なメーカーの新製品、等々...その知識量はもの凄い。
仕事はリタイアしたばっかりで、「これからは時間が一杯かけられるから」もっとゴルフに関することに熱中したいんだという。

昼食時に詳しく話を聞くと、自分の家の庭にゴルフ専用の小屋を建てているんだそうだ。
その中には、集めたゴルフ関係の書物、雑誌、漫画、それにクラシッククラブに名器、珍品、骨董などが山のようにあるんだと。
それだけでなく、クラブを調整する色々な道具だとか、旋盤、グラインダー、溶接機、録音設備の整ったカラオケやスタジオ....
「え? スタジオ? カラオケ?」と、思わず聞き直す。

「いやァ、自分でゴルフの歌を作って歌うんだよ。」
「勿論作詞、作曲もみーんな自分でやってさあ、CD作ったり..。」
「演奏も自分で?」
「それが、ギターしかできないからあ、お金出して演奏してもらったのを録音してさ..」
....(絶句)
「できのいいのは、プロの歌手に歌ってもらって、CDにするんだわ」
「それ、売れてるんですか?」
「いやあ、あんまり。だから知り合いに配ったりしてな、はっはっは」

「パターだってあんまり入らないから、はあ自分で作っちまうんだよ。」
「へっ?」
「水準器つきのとか、レーザー照準器つきのも作ったんだけど,ルール違反だって言われてなあ..」
「やっぱ、ゴルフのルールんなかじゃあんまり変わったのは出来ないやね、わっはっはっは。」

惚れてしまったんだって...もう40年以上。

その間、ずっと変わらずに惚れ続けているのに、ゴルフの女神はずっと冷たいままなんだそうだ。
ハンデはとうとうシングルにはなれなかったって。

「でも、恋っちゅうのは追いかけているときが幸せなんだべ。」
「はあ、つかまえちまったらもう情熱は消えちまうべよ。」

.....惚れちまったんだなあ...ゴルフの女神への片思い。



女神さん、ストーカーとでも思ってるんかいな。
これだけ惚れてるゴルフ馬鹿...いつか抱きしめてやりゃあいいのに。